Fortnite eスポーツ GOAT徹底比較
建築・編集・ハイグラ攻防・ストームサージ…
「フォトナが一番壊れていた瞬間」を作ってきたのは、いつだってプレイヤーだった。
このページでは、Fortnite競技シーンの歴代&現役トップから10人をピックアップし、
①大会実績 ②大会インパクト ③メタへの影響 ④継続性 ⑤視聴&ブランド力
の5項目(各100点・合計500点)でガチ採点。
「好み」ではなく、できる限りシーン全体への影響だけを見て、Fortnite eスポーツのGOATを決めていきます。
評価ルール(500点満点)
- ① 大会実績(100)… World Cup、FNCS、招待制大会などでの優勝・上位成績。
- ② 大会インパクト(100)… 「あの大会=あの人」という象徴度、歴史に残る試合の多さ。
- ③ メタへの影響(100)… 建築・編集の概念、立ち回り、構成選択などに与えた影響。
- ④ 継続性(100)… パッチ変更・チャプター移行を跨いで結果を出し続けているか。
- ⑤ 視聴&ブランド力(100)… 競技外での配信・コンテンツ力、Fortniteの顔としての知名度。
※数値はGOATチャンネル的“概算”。細かい戦績全部盛り込むと表が爆発するので、ここでは「歴史的影響」を重めに見ています。
Bugha(Kyle Giersdorf)World Cupソロ王者=「伝説の1日」を持つ男
World Cup Solo Champion 2019 / NAE
ざっくり何者?
2019年のFortnite World Cup Soloで圧勝し、一晩にしてFortniteの顔になったプレイヤー。
ソロ世界王者という称号は、その後も誰にも奪えない“単発レジェンドカード”として残り続けている。
インパクトのポイント
- World Cup本戦での安定感とゲームメイクは、ソロ競技の1つの完成形として語り継がれている。
- 優勝後もFNCSなどで一定以上の成績を維持し、「一発屋」で終わらなかった。
- Fortnite=Bughaというイメージを、一般層・メディアにまで広げた象徴的存在。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 100 |
| ② 大会インパクト | 100 |
| ③ メタへの影響 | 90 |
| ④ 継続性 | 90 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 95 |
| 合計 | 475 / 500 |
TaySon(Tai Starčič)FNCS王座を“何度も”取りに行った男
複数回FNCS王者 / EU
ざっくり何者?
チャプターを跨いでFNCSタイトルを量産してきたEUの絶対王者候補の一人。
デュオ・トリオ・ソロキャッシュとフォーマットが変わっても、常に優勝候補として名前が挙がる「総合力モンスター」。
インパクトのポイント
- FNCSの優勝回数・安定した上位常連っぷりで、競技勢からの評価はほぼ満場一致でトップクラス。
- 中盤の位置取り・リフレッシュ判断など、立ち回り面の“教科書”的存在になっている。
- EUサーバーの「レベルの高さ」の象徴の一人として、他地域からも研究対象になり続けている。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 98 |
| ② 大会インパクト | 94 |
| ③ メタへの影響 | 92 |
| ④ 継続性 | 97 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 86 |
| 合計 | 467 / 500 |
MeroNA東の「FNCSタイトル製造機」
複数回FNCS王者 / NA
ざっくり何者?
コントローラープレイヤーとして、NA競技シーンでFNCSタイトルを何度も獲得してきたハイグラ&クラッチの象徴。
不利状況からの火力リフレッシュ、終盤のワンピック能力が異常なレベルにある選手。
インパクトのポイント
- FNCSでの勝率と「ここでMeroが全部倒す」というシーンの多さが、とにかく印象に残る。
- PADプレイヤーのポテンシャルを最大まで見せつけた象徴的存在の一人。
- ペア・トリオを変えながらもタイトルを取り続けた「適応力」も評価が高い。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 97 |
| ② 大会インパクト | 94 |
| ③ メタへの影響 | 90 |
| ④ 継続性 | 94 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 84 |
| 合計 | 459 / 500 |
Mongraal(Kyle Jackson)ハイグラ速攻メタを爆発させた天才
EU / クリエイティブ&トーナメント両方の顔
ざっくり何者?
ハイグラ展開の速さ・編集スピード・Wキー文化など、
「暴力的メカニックの象徴」として一時代を築いたEUのスター。
競技だけでなく、クリエイティブ・モンタージュ・ミーム込みでFortniteカルチャーを作った。
インパクトのポイント
- 「Mongraal Classic」をはじめとした編集キルのテンプレを量産。
- 若年層プレイヤーにとっての「憧れのプレイスタイル」として影響力が異常に高かった。
- 視聴者数・クリップ拡散の規模からも、メタ形成への寄与が大きい。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 88 |
| ② 大会インパクト | 90 |
| ③ メタへの影響 | 98 |
| ④ 継続性 | 84 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 95 |
| 合計 | 455 / 500 |
Benjyfishy(Benjy David Fish)「努力型プロ」のロールモデル
EU / World Cup出場・FNCS常連
ざっくり何者?
ワールドカップ時代からFNCSに至るまで安定して高順位を出し続け、
練習配信&分析配信で「プロゲーマーの生活」を可視化したプレイヤー。
競技と配信の両立モデルとしても評価が高い。
インパクトのポイント
- 競技スキル・勤勉さ・家族との関係など、人間ドラマ込みでFortnite層に強い影響。
- 「日々のグラインド配信」というスタイルを確立し、若手競技勢のルーティンの基準に。
- 結果だけでなく、プレパ・ローテ・終盤の意思決定の“勉強コンテンツ”としても価値が高かった。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 90 |
| ② 大会インパクト | 88 |
| ③ メタへの影響 | 90 |
| ④ 継続性 | 90 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 92 |
| 合計 | 450 / 500 |
Aqua(David Wang)World Cup Duo王者&FNCSタイトル保持者
EU / World Cup Duo Champion
ざっくり何者?
World Cup Duoでの優勝に加え、FNCSでも複数回タイトルを取っている「二冠クラス」のプレイヤー。
終盤のクラッチ力とポジション取りの判断が高く評価されている。
インパクトのポイント
- World Cup Duo優勝という歴史的タイトルにより、EUデュオメタの象徴的存在になった。
- その後もFNCSで結果を残し続け、「一度きりで終わらない強さ」を証明。
- 高レベルなデュオ連携の見本として、VOD研究対象になりやすいプレイヤーの一人。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 96 |
| ② 大会インパクト | 94 |
| ③ メタへの影響 | 88 |
| ④ 継続性 | 90 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 80 |
| 合計 | 448 / 500 |
Queasyハイグラ運用と終盤勝率の鬼
EU / FNCS王者
ざっくり何者?
EUシーンでハイグラコントロールと勝ち切り能力に定評のある競技プレイヤー。
終盤の高さ・リソース管理・撃ち落とし判断など、ハイグラ運用の理想を体現していると言われることが多い。
インパクトのポイント
- 「ハイグラを取ってから勝ち切る」までのテンプレ化に大きく貢献。
- FNCSでも複数シーズンに渡って優勝争いに絡み続けている。
- ハイグラ視点のVODとして、競技勢の研究対象になりやすい。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 93 |
| ② 大会インパクト | 90 |
| ③ メタへの影響 | 90 |
| ④ 継続性 | 92 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 80 |
| 合計 | 445 / 500 |
KamiEUローグラ&安定感の象徴
EU / FNCS王者
ざっくり何者?
EU競技シーンで、ローグラ〜ミッドグラの超安定ムーブで評価されてきたプレイヤー。
特別な派手さよりも「崩れない」動きでスコアを積み上げるスタイルが特徴。
インパクトのポイント
- FNCSでの安定した成績により、「堅実なローグラムーブ」の教科書的存在に。
- スプリットやマップ変化に適応する柔軟さもあり、チャプターを跨いだ成績が光る。
- ローグラ視点のVODが、競技層の“安定志向の参考資料”になっている。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 92 |
| ② 大会インパクト | 88 |
| ③ メタへの影響 | 88 |
| ④ 継続性 | 93 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 78 |
| 合計 | 439 / 500 |
ZaytIGLという役割を“フォトナ内職業”にした人
NAE / デュオ・トリオIGLの象徴
ざっくり何者?
Fortnite競技におけるIGL(インゲームリーダー)という役割の価値を、誰よりも体現したプレイヤー。
自身の成績はもちろん、コーチング的存在としてもシーンへの影響が大きい。
インパクトのポイント
- ローテ・ターゲット選定・安地読みなど、「IGLの仕事」の具体像を配信・クリップで見せ続けた。
- IGL専任ロールの価値が上がり、「うまいだけでは勝てない」ことを証明。
- 引退・復帰・解説などを通して、競技シーンの議論にも深く関わり続けている。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 90 |
| ② 大会インパクト | 92 |
| ③ メタへの影響 | 90 |
| ④ 継続性 | 84 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 82 |
| 合計 | 438 / 500 |
Ninja(競技〜初期時代の顔として)「Fortniteを世界に売った営業部長」
NA / 競技+配信ハイブリッド
ざっくり何者?
競技専業ではないものの、初期Fortniteのカスタム・スクリム・招待大会において、
「Fortniteというゲームの存在自体」を世界に拡散したプレイヤー。
eスポーツ寄りのイベントでも、Ninjaの知名度がスポンサー・視聴者を連れてきたのは事実。
インパクトのポイント
- 競技の細かい成績以上に、「Fortniteを地上波級コンテンツにした」功績がでかい。
- 招待大会・プロアマミックスイベントの視聴数を底上げし、「見られる競技」としての価値を上げた。
- 純粋なeスポーツGOATというより、「シーン全体の売上&注目度を上げた功労者」としての評価枠。
スコア
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| ① 大会実績 | 78 |
| ② 大会インパクト | 88 |
| ③ メタへの影響 | 82 |
| ④ 継続性 | 82 |
| ⑤ 視聴&ブランド力 | 100 |
| 合計 | 430 / 500 |
Fortnite eスポーツ GOAT最終ランキング(500点満点)
| 順位 | プレイヤー | ①大会実績 | ②大会インパクト | ③メタ影響 | ④継続性 | ⑤視聴&ブランド | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Bugha | 100 | 100 | 90 | 90 | 95 | 475 |
| 2位 | TaySon | 98 | 94 | 92 | 97 | 86 | 467 |
| 3位 | Mero | 97 | 94 | 90 | 94 | 84 | 459 |
| 4位 | Mongraal | 88 | 90 | 98 | 84 | 95 | 455 |
| 5位 | Benjyfishy | 90 | 88 | 90 | 90 | 92 | 450 |
| 6位 | Aqua | 96 | 94 | 88 | 90 | 80 | 448 |
| 7位 | Queasy | 93 | 90 | 90 | 92 | 80 | 445 |
| 8位 | Kami | 92 | 88 | 88 | 93 | 78 | 439 |
| 9位 | Zayt | 90 | 92 | 90 | 84 | 82 | 438 |
| 10位 | Ninja(競技枠) | 78 | 88 | 82 | 82 | 100 | 430 |
GOAT最終判定
🏆 Fortnite eスポーツ GOAT(競技+歴史インパクト総合):Bugha
「World Cupソロ王者」という二度と同じ条件で開催されないかもしれないタイトルに加え、
その後の競技成績とブランド力を考えると、現状はBughaに1票。
ただし、FNCSシーズンがこれからも続いていく限り、TaySon・Mero勢が“累積ポイント”で追い抜く未来も全然あり得る…という、
絶妙なバランスのところにFortnite競技シーンは立っている、という見立てです。
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